最新改訂日 ２００３年8月4日
大げさなタイトルが付いてるけど、内容はさほど高尚なものではありません 「うえきの法則」には設定条件がはっきり見えていないところが沢山あります そこが読者の想像力をかき立てるところでもあったり、ケンケンガクガクと会話が弾むところでもあるのですが、ふくちゃんなりに想像する「うえきの法則」ワールドをきままにつづらせていただきます 付け加えておくと、ジョークで書いてるのであまりマジメに受け取らないようにネ ご意見、反論のある方はＥ−ｍａｉｌまたは掲示板にて連絡くださいmase
”才”と書いて”ざい”と呼ぶ これは「うえきの法則」の世界だけの呼び方なので読みとり試験では要注意です！
さて、この才とは”才能”と同義語です 広辞苑では”ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力”とあります 前者は生まれた時にすでに備わっているので「先天性」ですが、後者はどちらかというと努力によって得られる「後天性」のものといえます
うえきの法則の話しにでてくる才は、「先天性」のものと考えて良いでしょう 先天性の才は両親や両親の親、そのまた親−−−と遙か昔から受け継がれてきた遺伝子の遺産のようなものです
自分にはなんの才能もない！となげく人は、自分のご先祖様たちがどんな人だったのかを調べると面白いことが発見できるかも知れませんよ
たとえば絵を描くのが好きな君の先祖に有名な画家がいたりするかも・・ 音楽が好きな君にはおかあさんが音楽家を目指していたときがあったとかします そんな人がいたらしめたものです 君はその人の遺伝子を引き継いでるのだから才がある可能性が高いということになります
だけど、そんな偉い人もいなければお母さんは音痴だなんて君も悲観することはないです それは「後天性」の才があるからです
これは自分で見つけなければならないのが難点ですがことは簡単で、”自分の好きな事をやり続ければよい”のです 持続は力なり！そして才になる
”走りの才”を失った植木がいったことばに”本当に走ることが好きだったら””いつか絶対速く走れるようになるんだ”というのがありますよね これが「後天性」の才をつくるということです この「後天性」の才は次に生まれてくる君の子供たちに「先天性」の才となって受け継がれる訳です
話は「うえきの法則」になりますが、能力者のもっている平均才数は１６０程度になるそうです。（よっちゃん談） １００人の能力者が居たわけですから合計で１６０００個の才があることになります この１６０００個の才は全て異なる種類なのでしょうか？
ふくちゃんは、そうではなく同じ種類の才がかなり含まれていると考えています 簡単にいうとダブりですね
能力者間で同じ才を持った人が何人かいると想像されますが、その才レベルには個人差があると考えています
たとえば「走りの才」をもっていたうえきは日本新記録を出しそうなレベルだったけど、ある能力者がもっている「走りの才」は県大会優勝できる程度のものだったりする どこから才と呼ぶのかが難しいが、端からみるとどちらも優れた才ですね
結論： 「女子に好かれる才」を失ったはずの植木にたいして、鈴子・ジェラードはどうも惹かれ始めているようです 植木は最近のバトル勝利で「女子に好かれる才」を取り戻したのではないか！？
サンデー４６号で鈴子の説明によると、鈴子に嫌われないのはあいちんに嫌われないのと同じ理由で、コバセンに原因があったものでした どうも「女子に好かれる才」の復活はなかったようですね
おまけ
才の中でも別格なのが「空白の才」 これは”才の最高位”で神懸かりのような才能なのでしょう たとえばブッ○ュ大統領が「国を治める才」を持っていてレベル２０だとします もし「空白の才」手に入れて、札に「国を治める才」と書き入れたとすると、否応なしにレベル１００（満点）になって世界を治めることができてしまうというものです 残念なことに、ブッ○ュは中学生ではないのでバトル参加はできませんでした
植木耕助の能力はいわずと知れた”自分で「ゴミ」と認識した物を「木」に変える能力 ただし「掌で覆える物」だけに限定される”ですが、掌から出てくる木の大きさ、種類は千差万別です これらの現象について考えてみましょう
”掌から木が生えてくる”物理化学現象からみると現代の科学では解き明かせないものですよね（天界人からもらった能力だから当然なのだが・・）
とはいうものの近未来の科学では可能性はゼロではなさそうです たとえば、バイオテクノロジーの世界ではＤＮＡの操作が可能になってきているので、木を急成長させることもできるようになるかもしれません ナノテクノロジーの世界ではすでに原子の世界を観察できるようになっていて、原子配列を操作することも少しですができるようになってます 原子操作ができると鉄を金にすることもできてしまいます 錬金術師は夢でなくなりつつあるようです その技術がどんどん進めば植木のようにアルミ缶を木にすることができてもおかしくないということです
大きな問題は質量の変化です 掌に入るほどの”軽いゴミ”が、”巨大（重い）な木”になってしまうのですからビックリです （ここでは質量と重さは同じものだと思って下さい） 分子構造を変えても重さを変えることはできませんから、どこからか取り込む必要がありますね 可能性があるのは”空気中からいろいろな分子を取り込んで木に変化させている”としか考えられないようです 空気中の酸素・窒素とかの元素を有機物に変化させて巨木を創り出すのでしょう
または、掌でゴミを被う動作は亜空間を作り出す行為で、亜空間から木の原料を取り出すのかもしれません ”亜空間”て何？と突っ込まれて説明しにくいのですが、”４次元の世界”ということで逃げておきます
だけど、もっと驚異だ！と感心するのは巨木を片手で操る耕助の腕力ですね
戦国橋が架かる川（あいちんが溺れた川）の中央には植木の能力でできた巨木があるが今はどうなってるの？
悪徳医者 黒岩の車を底から突き破った木は道路の真ん中に生えたままなの？
足立と戦った神社の境内には、やたらと木を生やしてしまったが（それも杭の突き刺さった）どうなってるの？ 神主に怒られなかったの？
そのほかにも沢山の巨木を放出してきたけど、それらはどうなってしまったの？
ゴミの日以外に捨てただけで叱られる現在、ただではすみませんよ！
ふくちゃんは善意でこう考えました 小さなゴミから瞬時に巨木を創り出すことは神業とはいえ無理があるんです その副作用は木の寿命の長短にでてきます 大きな木ほど短命になってしまう 多分数日の寿命で空気中に分散してしまうのです
しかし、小さな木の場合は無理なく変化したものなのでエネルギーが足りた状態なんですね だから土に埋めてやればそのまま育ってくれるのです 植木が公園でゴミを木に変えて植樹していますが、小さな木にしているのはそういうことなんです
そのうち戦国橋のシーンがでるようであればあの巨木がなくなってるのではっきりするでしょう（木がでてきたら、なんて説明を修正しようかな(^^;)ase）
植木と明神太郎のバトルで、植木が最後に放った技は鉄（くろがね）とマッシュでしたね しかし、ここで放った”鉄”に大問題がありました 特に理科を勉強中の小・中学生には納得してほしくないことなんです（おおげさ）
それは、植木が明神の丸ノコとレーザーの攻撃をさけつつ鉄攻撃をかけるシーンにあります 植木は鉄（読んでいない人のために説明すると、巨大な大砲です）の狙いを明神に固定する方法として、明神の真上に木の能力を使ってジャンプします かなりの高さまでジャンプしているので、落下はほぼ垂直に落ちるといっていいでしょう（ほんとは放物線を描くのですが） 問題は次のセリフでした 「真上からなら砲身は・・・重力で下を向くだろ！！！」これは読者が勘違いしてしまうセリフでした セリフでは「・・・」で書かれた部分を「重たいから」と想像する人が多いはずです ”重たい銃身は軽い植木のからだよりも先に落ちる”という暗示にかかってしまいます
ここでガリレオガリレイの登場です この方は昔々の偉い物理学者で、重力についてある実験をしました ピサの斜塔（倒れそうな建造物）の上から木の玉と鉄の玉を同時に落としたとき、どちらが早く地面に落ちるか？大衆の前で賭けた（そんなわけない）のですが、おおかたは木の玉が先に落ちると考えたわけです
ところが、玉は同時に着地しました 観客一同はびっくりしたことでしょう なぜ木の玉が遅くなるとイメージしてしまうのかというと、人間の五感にありそうです
木の玉と鉄の玉を左右の手に持って前へ差し出した状態をイメージすると、鉄の玉を持った手の方が下げられてしまいますね これが勘違いの元でした
重さと重力加速度は別物なんです（加速度がでちゃうと引かれそう） 物が落ちるスピードは重さに関係なく同じなんです そんなばかな！パラシュートにぶら下がれるのは人が重いからだろう！パラシュートが軽いからゆっくり降りられるんでしょ！？と思う人も多いはず この矛盾は空気があるかないかの違いだけです もし地球に空気がなかったらパラシュートを着けても鉄の玉と同じスピードで落下します パラシュートはその軽くて大きな面積の布で空気抵抗をめいっぱいはらんでいるからゆっくりおりてこれるんですね
話を戻します 勉強の才をなくした植木がいったことなので間違いは勘弁しましょう 一つ弁護すると、植木がジャンプしたとき逆立ち状態になってましたので、その姿勢で下向きに鉄をだしたと考えられます そのまま落下してるから絵的にはまったく問題はないですね ﾁｬﾝﾁｬﾝ
ここでは「うえきの法則」のファンタスティックワールドを探ります
地上界は人間が生活するこの地球表面ですね 「うえきの法則」では”天界”という世界がでてきます みなさんすぐに天国と地獄を想像できますね
この天界の社会構成は、トップに神様がいます これまでの話から神様は一人（やたら女好き）で独裁政権のようです もしヒトラーのような天界人が神になるとどうなってしまうのやら 神の役目は”天界の統括”と”地上界の平和維持”です しかし今の地上界の社会を支える大人たちに愛想をつかしてる神は、まだ大人社会に染まっていない有能な中学生に次の地上界を託そうと考えました 地上界をこんなにしてしまった自責の念もあってか、神職を降りる覚悟もしたようです 今の神は、１００名の天界人を抜擢して神様だけが使える”能力”を全員に分け与えたました 万能の神なので能力は”一万個”もっている（ほんとかよ）
選ばれた１００名の天界人（神候補）は各々一人の有能な中学生を見つけだし、総バトルで勝ち残った中学生には”空白の才”を与え、担当した天界人には”神の座”を明け渡すことになったわけです
有能な中学生とは”才”の数で見分けるのが一般的です もって生まれた才能＝”才” これを神候補が携帯しているモバイルでチェックして見つけ出したようです ただし、植木の場合はへそ曲がりなコバ先の独断と偏見があったようです
神候補が神から分配された能力の中から一つを、中学生に選ばせて自分のものにすることができます 植木の場合は木の能力をもらいましたね
神候補は自分の選んだ中学生を勝たせようとして、能力を２つ以上与えたりすると神にばれてしまうシステムになっているらしい あくまでも与える能力は一つになります また、神候補がバトルに手を貸すことは一切許されません 罰として地獄落ちになるルールになっています
神の下には”神補佐”という役職があります 日本の大臣のようなものでしょう 何名いるのか分かりませんが、ロベルト十団の神候補はこの座をねらっていた訳ですから少なくとも１０名以上と考えられます
”一般の天界人”つまり天界の住人たちは、空に住んでいるか異次元の世界に 住んでいて、空の上に住んでいるが（人間界とは別の空間にあり入り口が上空にあるそうです）その人口は明らかにされてません しかし”過去に一〇〇万の天界人が天界獣に喰われた”という話がありましたから、もしかすると地上界並の人口なのかも・・・
天界人は神器を使える能力を持っています また神器には十段階あって、天界人のレベル（何の？）によって使える神器が限られます
天界とは逆に地獄界もあります 場所は地底のようです （だってコバセンが地獄落ちしたのも地底の穴だったし、テンコが地獄牢から逃げ出してきたときも地中からだったから）
天界人も罪を犯すと地獄裁判にかけられて・・どうなってしまうんでしょう それはともかく、天界と地獄界は司法に関しては連結していることが分かります 地獄のトップといえば閻魔大王とかサタンとかの名前が浮かびますが、うえきの法則の場合は地獄のトップも神である可能性がありますね
と書いてしまいましたが、第８３話で神様曰く「地獄界との協定で神は地獄には入れんのじゃ」といってますので地獄界を治めている者が別にいるということですね ということで閻魔大王登場の可能性が出てきました
たしかに地獄界を神様が彷徨くのはチョト可笑しいですからね
